タンブリアン
美浦・斎藤誠 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(11/06/22)［美浦トレセン］「骨折などではなかったのですが、レース後の歩様の乱れが出て以降も状態が良くなく、痛み止めを処方してあげなければいけないほどでした。獣医師に改めてチェックしてもらったところ、両前脚、特に負担のかかりやすい左前脚の球節部周辺にある繋靱帯炎を発症しているとのことでした。北海道にいる頃から右前脚に疲れがたまりやすく、負担もかかりやすかったですが、そこをかばっていくうちに反対側の左前脚にも負担がかかるようになっていました。体がしっかりしてくれればうまくフォローできるはずだし、まず勝たせてあげることを最重要課題として何とかしてあげたいという気持ち一心にスタッフ皆で取り組んできました。まじめな性格で、それはタンブリアンの最大の長所でした。うまくこの長所を競馬で発揮できれば勝つことも夢ではないと思っていたんです。初戦を使って２戦目でどれだけやれるかと思っていたのですが、芝・ダートではなく気持ちが空回りしてしまったことでうまくチャンスを活かしてあげられませんでした。そして、今回も何とかチャンスを活かせればと思っていたのですが、皆様に期待をしていただいたのにこのような形になってしまい誠に申し訳ございません」（斎藤師）育成時から脚元の不安が見られた馬ではありましたが、牧場スタッフと厩舎スタッフの尽力もあり、無事競走馬としてターフに姿を見せてくれました。調教の感触からもチャンスがあると感じさせてくれましたし、期待が高まりましたが、レースを使うたびに負担がかかってしまい、繋靱帯炎を発症してしまいました。治癒するには長い期間を要してしまいますし、再発の可能性も高い症状です。また、最悪のケースの場合、人馬ともに危険が及ぶ可能性も否定できないことから、斎藤誠調教師と協議を行い、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (11/06/15)［美浦トレセン］１５日は美浦坂路で追い切りました（５３秒９−３９秒２−２５秒７−１２秒７）。「先週帰厩してじわじわと動かしているのですが、以前からある脚元への負担が見え隠れする状態なのは否めません。両前脚の球節ともに負担がかかりやすく、特に左側は強い調教を課すとそれなりの疲れを見せるような状態です。ただ、時間をかける分だけ治るというものでもなさそうで、今できることはしっかりケアしながら過度な負担をかけずに競馬へ向かっていく調整方法しかないのが現状です。それなので、今朝の追い切り如何では今週の競馬も考えることにしました。基本的に真面目な性格ですから、気持ちを乗せてあげれば動ける馬で、今朝もまずダートコースでじっくり距離を乗って動かすことで気持ちを乗せ、その後坂路で時計を出したところまずまずの動きでした。大型馬ではありますが、牧場でも帰厩してからも適度に動かしていることで極端な緩みはありませんし、コンディション的に今週の競馬へ向かうことも可能でしょう。鞍上はいろいろ検討したのですが、硬い歩様でも積極的に乗ってくれ、なおかつ減量のアドバンテージを得ることができる嶋田ジョッキーを起用することにしました。２レースありますから様子を見ながらレース選択をするつもりですが、今後のためにもいい競馬をしてくれることを期待したいと思います」（斎藤師）今のところ１９日の中山競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に嶋田騎手で出走を予定しています。 (11/06/08)［美浦トレセン］８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「脚元の状態はひと頃よりは落ち着いていたものの、まだ万全と言える状態にまではなっていないのは否めません。本来ならばもう少しじっくりやってあげたほうがいいのは確かなのですが、もう数週間の時間をかけて果たしてどこまで変えられるのかというと何とも言えない部分はあります。未勝利の身ですし、できる限りのことをしてあげたい。それに、牧場では１５−１５の一歩手前くらいのところまで乗れていました。競馬へ向けた本格的な調教はトレセンでやっていけるところまで近づいてきていましたし、牧場にいるときより若干コストはかかるかもしれませんがトレセン内でもケアは十分にやっていけますので、急な話ではありますが本日戻すことにしました。さっそく明日からこちらでの調教を開始していきますが、状態をじっくり見極めながらしっかりと動かして進めていきます」（斎藤師） (11/06/07)［エンパワーメントファーム］周回コースと坂路でキャンター調整を行っています。「脚元のケアを入念に行いながら調整を続けています。大柄なうえに球節まわりに弱さを抱えている馬ですから、負担がかかりやすいフラットコースでの調教はそこそこにして、坂路をメインにしています。まだ普通キャンター程度のもので強いところをビッシリとやれる段階ではありませんが、今は焦らないことが大事ですからね。未勝利の身ですから悠長なことばかり言っていられないものの、いい結果に近づけていくには今焦らないようにして、よりいい形でトレセンで送り出せるように取り組んでいきます」（牧場担当者） (11/05/31)［エンパワーメントファーム］周回コースと坂路でキャンター調整を行っています。「放牧してきてすぐのタイミングでショックウェーブを一度あてましたが、この中間に２回目の治療を行いました。治療の甲斐あって少しずつ良化してきていますから、この中間より調教を進めだしました。現在は周回コースで２４００ｍほどの距離をじっくり乗ったあとに坂路２本を軽めに登らせています。その後も脚元の状態に変化はないので、この調子で少しずつ進めていきたいですね」（牧場担当者） (11/05/26)［エンパワーメントファーム］周回コースでダクと軽めのキャンター調整を行っています。「脚元の張りが少し強く出ていたので、獣医とも相談し球節部にショックウェーブを当ててもらうことにしました。先週より開始しているのですが、１度の治療で効果が現れていて、先週よりも脚元の状態は良化してきていますね。まだダクと軽めのキャンター調教しか行っていませんが、このあとも治療を継続していけば再度競馬へ向けた強い調教を課していけるようになるでしょう。脚元と相談しながら今後の調教内容も決めていきたいと思っています」（斎藤師） (11/05/17)［エンパワーメントファーム］周回でダク程度を行っています。「前走でしっかり走った影響なのか右前脚に疲れが見られますね。球節からやや上にかけての箇所で少し熱っぽいところがあり、張りもあるので、この中間に一度ショックウェーブ治療を施しています。もともと負担のかかりやすい格好をしている馬ですから今後もしっかりケアしていきます。調教はまだダク程度の軽めなので、今後の様子を見ながら少しずつ動かしていって帰厩へつなげていきたいと思っています」（牧場担当者） (11/05/11)［エンパワーメントファーム］「先週の競馬は好スタートを切れたのでもう少し積極的な競馬をしてもよかったのでしょうが、まだ緩さがある馬なのでジョッキーも無理せずじっくりと乗ったのでしょう。レース後いくらか球節に張りが出ているようですし詰めて使うのはよくないでしょうから、短期ですがリフレッシュ放牧させたいと思います。軽い走りをする馬なので芝は合うかと思いましたが、速い脚が使えないので現状ではダートの方がよさそうです。放牧先でもしっかりとケアをしてもらい、早ければ新潟開催後半にはもう１戦させたいと考えています」（斎藤師）１１日にエンパワーメントファームへ放牧に出ました。 (11/05/04)［美浦トレセン］４日は美浦坂路で追い切りました（５２秒３−３７秒９−２４秒７−１２秒３）。「今日はラテアート（３歳・オープン）と併せて追い切ったのですが、一瞬離されかけたものの最後までくらい付いていました。正直なところ、まだ体を持て余しているところがあるものの、以前よりも気持ちが入った走りを見せるようになっていますね。一度使ったことで状態は上向いてきてくれていますし、調教後の上がりを見ても歩様は安定していました。まだ完全に脚元が固まったとは言い切れませんが、以前と比べればしっかりしていますね。脚元の状態をぎりぎりまで見て最終的に番組を決めたいと思いますが、このタイミングで芝のレースを試してみたいと考えています」（斎藤師）今のところ８日の新潟競馬（３歳未勝利・芝１８００ｍ）への出走を視野に入れています。 (11/04/28)［美浦トレセン］２８日は美浦坂路で追い切りました（５３秒１−３８秒４−２４秒９−１２秒４）。「脚元の造りからクッションがやや硬めな馬ではありますが、今はそれほど不安もなく安定した様子を見せていますね。火曜日、水曜日はじっくり体を解すことに専念して今朝坂路で追い切りました。雨の影響で少し馬場が重たい印象もありましたが、最後までしっかりとした脚取りでしたよ。相手はすでに勝ち上がっている馬だったのですが、手ごたえは終始優勢でしたし、まずまずの動きを見せてくれました。鞍上に言わせればまだ体を持て余しているようなところはあるものの、現状緩さがあるのは否めないし、しっかりしてくるのは先だと思いますから、ある程度は仕方ありません。それでも未勝利を勝てる力は感じていますし、何とかしたいですね。いちおう来週あたりには態勢が整いそうなので競馬を考えています。どのレースへ向かうかは思案中ですが、今のところ新潟をメインに考えています」（斎藤師） (11/04/21)［美浦トレセン］２１日は美浦坂路で追い切りました（５３秒５−３８秒９−２５秒６−１２秒９）。「牧場で順調に乗れていましたし、輸送距離も短く馬への影響はありませんから、さっそく今朝から時計を出し始めています。最初の時計なので４ハロン５３秒くらいでという指示を出したのですが、単走で終始リズムよく走れていましたし、ほぼ予定どおりですね。これまで脚元のケアを重点的に行っていましたが、だいぶ固まってきていますし、ひと頃より不安は少ないと見ています。むしろ腰への疲れの方が溜まりやすいような印象を受けましたね。坂路主体で乗り込んでいることもあって背腰に負担がかかりやすいところもあるのでしょう。あくまでも今後の状態と相談しながらになるのですが、今後はコースでの調教を取り入れることも考えたいと思っています。ただ、それほど競馬へ向けての調整時間を長く要さないことは確かだと思いますし、新潟の３週目前後くらいにはメドを立てられるのではないかと思っています」（斎藤師）今のところ新潟開催を目標に調整しています。 (11/04/20)［美浦トレセン］２０日に美浦トレセンへ帰厩しました。「大型馬なのでバランスをよく見ながら徐々に負荷を強めていました。脚元への負担を軽減できるようにとこの中間は坂路を主体にして調教を行なっていました。緩さはありますが、元々の部分もありますし、調教を進めてきたことで放牧当初よりはいい状態になってきたかなという印象はあります。今週中の帰厩を考えたいと先週末に調教師から言われていたのですが、無事馬房の確保ができたということで本日送り出すことになりました」（牧場担当者）「今週は通常より検疫の数が少ない状況だったのですが、無事に確保することができましたので本日トレセンへ戻しています。脚元は最初の頃に比べれば固まってきていますし、疲れも癒えていい状態にあると思います。さっそく明日から動かし出しますが、一度競馬を使っている分、次走へ向かうにはそれほど長い期間を要することはないと思います。具体的には追い切りの動きを見ながら判断していきます」（斎藤師） (11/04/13)［エンパワーメントファーム］周回でキャンター調整を行っています。「脚元に負担がかかりやすい馬ですが、今のところ不安に見えることはありません。もちろん油断は禁物なのでしっかりケアしながら乗っています。大柄な馬なのでできるだけ太くしないようにしてほしいと調教師からリクエストを貰っているのですが、緊張が少しとけたのとレース後の疲労を癒すために行っていた軽めの調整もあってか、若干緩んでいるように見せなくもありません。その点は先週の金曜日に見に来てくれた調教師も感じているようですので、相談しつつ調教メニューを決めていって少しでもいい形で厩舎へバトンタッチできるように調整していきたいと思っています」（牧場担当者） (11/04/06)［エンパワーメントファーム］周回でキャンター調整を行っています。「脚元などに負担がかかりやすいようですが、こちらに帰ってきてからの様子を見ている限りではレース後悪くなったような印象は見受けられません。少し熱っぽくなることこそありますが、しっかりケアしてあげれば問題なさそうですよ。調教師からは前走後の疲れを取り、リフレッシュさせつつ乗ってほしいと言われています。現在は３５００〜３６００ｍほどの距離をじっくり乗っています」（牧場担当者） (11/03/27)［エンパワーメントファーム］２９日に美浦近郊のエンパワーメントファームへリフレッシュ放牧に出ました。「レース後の様子をじっくり見ましたが、脚元を含めて大きなダメージはなさそうでした。前走は経験馬相手に馬も気を使っていた面もあったのでしょうが、大型馬ですし、まだまだこれから。使っていくことで上積みを期待できるでしょうから今後が楽しみですね。本来ならば間隔を空けないで競馬を覚えているうちに使ってあげたいのですが、今の状況では優先出走権がないとすぐの出走は困難です。デビューへ向かう過程で疲れを見せていましたし、ここは無理せずひと息入れてあげることにします。放牧先では極力緩めないように調整してもらって次走へ向かうタイミングを探っていければと思っています。脚元のことなど、タンブリアンの特徴を牧場スタッフにしっかりと伝えていますし、私も定期的に足を運んでよく見ておきます」（斎藤師） (11/03/23)［美浦トレセン］２３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒１−３８秒４−２５秒１−１２秒３）。「出走が長引くことで両前脚への負担が強くならないかを懸念していましたが、スタッフがよくケアしてくれているのもありますし、馬も頑張って毎日の調教に応えてくれていますから、今のところ問題はありませんよ。体調もいい意味で安定しています。今朝追い切りを行ったのですが、相変わらず気持ちの乗りがよく、時計も無理なく５２秒の終い１ハロン１２秒台で上がってきました。動きは引き続きいいですし、何とかこの調子で競馬まで送り出してあげたいですね。想定を見ると権利持ちと初出走組で埋まってしまうほどの極端な状況で、初出走組も必ず出走できるというわけではありません。幸い、ダートの１８００ｍは２鞍ありますから、土日どちらかで出走のチャンスが大きいレースへ投票することになると思います」（斎藤師）２６日もしくは２７日の阪神競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に伊藤直騎手で出走を予定しています。 (11/03/16)［美浦トレセン］１６日は美浦坂路で追い切りました（５５秒７−４１秒０−２７秒１−１３秒４）。「予定が延びてしまいましたが、大変な状況なのでそれを嘆くのは良くないでしょうし、前を向いて調整するようにしています。脚元に負担がかかりやすいところがある馬ですが、しっかりケアしていることで今のところ不具合は生じていませんし、変わりなく調整を行えています。今朝も坂路で追い切りましたが、時計はそれほど目立つものではないもののアクションはまずまず。初めての競馬が輸送競馬になるのは一抹の不安もありますが、状況を考えると致し方ありませんし、今週の新馬戦に向けて調整しています。関東の開催がなくなった分、どれだけ混雑するのはか正直わかりませんが、万が一除外になればその状況に合わせて臨機応変に考えていくつもりです」（斎藤師）２０日の阪神競馬（３歳新馬・ダ１８００ｍ）に伊藤直騎手で出走を予定しています。 (11/03/10)［美浦トレセン］９日は美浦坂路で追い切りました（５３秒１−３９秒２−計時不能−１３秒０）。「この馬は右前の球節に負担がかかりやすく、左トモにも少し弱いところがあります。対角線上にウィークポイントがあるので、それを支えようとするあまり左前脚にも負担がかかってきているので、先週末の調教は予定どおり抜いて大きめのキャンター調整にとどめていました。抜いた分楽にはなっていますが、酷使するとダメージが大きくなっていきそうな状態ですから、しっかりケアをしています。オンとオフをしっかりつけて調教し、競馬も使っていってあげなければいけませんね。これまでと同様に今朝も坂路へ入り最終追い切りを行いました。相変わらず馬場へ行くと気持ちが入り、３頭での調教も先着するほど上々の動きを見せてくれますよ。ウチのスタッフ一丸となってここまで仕上げてきたつもりですし、何とか今の状態をキープして競馬の日を迎えられればと思っています。鞍上については少し悩んだのですが、ウチの伊藤直人で行かせてください。硬さが目立つ馬なので、この馬のことを理解していないジョッキーは“やらず”でレースを終えてしまう可能性もあるでしょう。彼もウチの厩舎のスタッフの一員で、やる気を見せてくれています。入厩してからのほとんどの調教を彼が乗っていて、競馬もとなってモチベーションもかなり高いですからね。まずは無事にレースを終えてくれることが何よりですが、今後につながる競馬を見せてほしいと思っています」（斎藤師）１２日の中山競馬（３歳新馬・ダ１８００ｍ）に伊藤直騎手で出走いたします。 (11/03/03)［美浦トレセン］２日は軽めの調整を行いました。３日は美浦坂路で追い切りました（５１秒６−３７秒２−２４秒４−１２秒２）。「先週追い切って、週末にも５５−４０程度の時計を出したのですが、ゲート練習、試験、そしてその後の調教と積み重ねてきた疲れが少し出てきました。特に前さばきに硬さが見られたので、火曜日、水曜日とじっくりほぐすように乗った上で今朝追い切ることにしました。大柄ですが、キャンターに行くと気合い乗りがいいですし、しっかりとした走りができる馬です。今日もウチの所属の伊藤直人を乗せ、後ろから行って前の馬を交わせなくてもいいから終いをしっかり伸ばすようにと指示したところ、こちらの思惑とは異なり先着するほどの動きを見せてくれました。比較的時計が出やすいのかもしれませんが、まだ競馬未経験の馬が５１秒台で上がってくるのですから、現段階としてはまずまずでしょう。今のところ疲労を考慮して週末は少し抜いてあげるつもりで、その効果でグンと上向いてくるようであれば早くて来週の競馬を考えたいと思っています。脚元のことを考えると硬い馬場はリスクが大きいのでダートに専念するつもりです」（斎藤師）「先週まではどこか勢いに任せたところもあり、まだ体がついていっていない感じが目立っていました。このままだったら競馬は少し苦労するかもしれないなと思っていたのですが、今朝の動きは良かったです。体をしっかり使えていたし、走りにまとまりが出てきましたね。時計もそうですが、最後までしっかりとした脚取りできましたし、いい動きを見せてくれました。デビューの時期が遅れてしまった馬ですが、いいところがある馬だし、何とかいい形でデビューできるようにしっかりやっていきます」（伊藤直騎手）状態次第ですが、早ければ１２日の中山競馬（３歳新馬・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (11/02/23)［美浦トレセン］２３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒３−３８秒２−２５秒１−１２秒８）。「ゲート合格後は疲労回復に努めて週末に１５−１５くらいのところを少しやりました。本格的な調教は今週からで、今朝坂路に入れて２頭並んでスタートし、最終的に３頭で刺激し合う形をとりました。最後は少し置かれましたが、最初としては上出来で時計も５２秒台でまとめています。普段はのんびりした大人しい馬なのですが、段々と気持ちが乗ってきて、気が入ってくるといい動きを見せてくれます。ただ、相変わらず脚元への負担は大きく、先週末に診てもらった獣医師からも“クッションが少し利きにくい分、大きな体を球節で受ける形になるから脚元は注意しながらやっていったほうがいい”と改めて言われました。実際、強い負荷をかけた日の午後は脚元がムクミ気味になりますし、慎重にやっていかなければいけない状態なのは変わりありません。ただ、こういう馬だからこそ何とかいい形で競馬へ持っていきたいですし、スタッフ一丸となってやる気になっていますよ。まだ今日が最初ですし、これからも慌てずじっくり少しずつ本数を重ねて仕上げていきたいと思っています」（斎藤師） (11/02/17)［美浦トレセン］１７日にゲート試験を受けて無事に合格しました。「昨日の練習時ではまだ物足りなさはあったのですが、負担を最低限のものにしたかったのでダメ元で今朝受験してみました。万が一受からなくても練習になりますし、受かってしまえば馬には優しいですからね。昨日感じたように練習を重ねる分だけ反応がよくなっていて、乗っていた助手も“あそこまで出てくれるとは思わなかった”というくらいのまずまずの反応を見せて無事合格となりました。じっくり乗り込んだうえで受験したのもあってか気合い乗りが良かったのも要因でしょうね。とりあえず最初の関門を最短でクリアできてホッとしています。少し脚元にムクミが出てきているので今週いっぱいは楽をさせて様子を見ますが、進めていけそうであれば徐々に動かしていくつもりです。おそらく坂路主体の調教になると思います」（斎藤師） (11/02/16)［美浦トレセン］１６日はゲート練習中心のメニューを行いました。「新しい環境に対して極端に敏感なところを見せることもありませんでしたので、さっそくゲート練習を開始しています。まだボーっとしていて大人しさが目立つのでゲートの出に関してはお世辞にも速いとは言えないものの、回数を追うごとに良化しているのがわかります。今朝は２回出したのですが、１本目より２本目のほうがいいですし、昨日より今日のほうがいいですからね。賢い馬ですし、着実に前進できているのは確かですから、この調子です。脚元への負担を考えて、まずはできる限り早いタイミングでゲートを合格させることに専念したいと思います」（斎藤師） (11/02/10)［美浦トレセン］１０日に美浦トレセン・斎藤誠厩舎に入厩しました。「２歳時は球節への負担が大きくてなかなか順調にいきませんでしたが、ようやくコンスタントに乗れるようになってきていました。先日も直接見てきたのですが、まだ体が緩く、仕上がりに時間を要しそうではあったのですが、ゲートもありますので、こちらでじわじわと進めてみることにしました。まずは美浦の環境に慣らすことからはじめ、さっそくゲート合格を目標に進めていきます。大型馬ですし、強い負荷をかければ少なからずとも疲れやすさはあるでしょうし、極力負担を軽減しながら前へと進めていけるようにしたいですね」（斎藤師） (11/02/08)［ＮＦ空港］８日にＮＦ空港を出発し、山元トレセンを経由して１０日に美浦トレセンへ入厩する予定です。 (11/02/07)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「先週に引き続き順調に調教をこなしてくれています。移動できる状態に近づいてきていますが、馬体重は５４２キロとまだ余分なところがあり、動きにも良化を促せるところが残っています。移動まではこちらでしっかり乗っていきますが、トレセンに移動してもみっちりと負荷をかけていってほしいと思います」（空港担当者） (11/01/31)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間に斎藤誠調教師に状態を確認してもらいました。『以前と比べればだいぶ動きがしっかりしてきたし、この調子で移動につなげたいですね』と話していました。現状では具体的な移動日程は決まっていませんが、そう遠くなく移動の態勢が整うと思いますので、声がかかるまではしっかりと乗っていきたいと思います」（空港担当者） (11/01/24)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「坂路で継続的に調教負荷をかけていますが、動きには余裕が増しているように確実に良化してきています。馬体重は５４２キロと余裕が残っていますし、まだムダなところを省けそうですので、引き続き調教を重ねていきたいと思います」（空港担当者） (11/01/17)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「調教ペースだけを考えれば移動を考えてもいいでしょうが、乗った分だけ良化してくれていますし、もう少々状態アップできそうな気配があります。調教師とも相談しつつ、調教を進めていきたいと思います」（空港担当者） (11/01/11)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「調教ペースアップ後も体調は良好ですし、いい意味で気になる点はありませんね。息遣いはもちろん筋肉の付き方も良くなってきています。馬体重は５４４キロです」（空港担当者） (11/01/06)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やし、週１回はハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間からさらに調教ペースをアップしていますが、健康面に不安はなくいい状態を保つことができています。動きも良化してきていますので、この流れを大事にしながら進めていきたいと思います」（空港担当者） (10/12/21)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。また週２回は登坂本数を２本に増やしています。「日によって２本坂路入りしているように、この中間も順調に調教を重ねることができていますね。馬体重は５３８キロと余裕が残りますし、引き続き、動きの面でも良化を促していきます」（空港担当者） (10/12/16)［ＮＦ空港］「先週牧場へ行ってきたのですが、ひと頃見られた球節の疲れは落ち着いているようですし、順調に調教を進めることができるようになっていたのでホッとしました。大きな馬なので今後の調教の感触と体つきなどを見ていかなければいけないのですが、順調に行けば春前に具体的なことを検討していけそうでしたよ」（斎藤師） (10/12/13)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター調整を行っています。「この中間から継続的に速めを開始しました。動きにはまだ改善点を残していますが、ペースアップできているように状態面で不安はありませんね。今後も速めの本数を重ねて動きに磨きをかけていきたいと思います」（空港担当者） (10/12/06)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「非常に順調に調教を行うことができていますし、この中間も調教負荷を強めることができています。動きは良化途上ですが、徐々にスムーズさが増してきています。馬体重は５４６キロとまだ余裕が残りますので、乗り込みつつ絞っていきたいですね」（空港担当者） (10/11/30)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター調整を行っています。「坂路で乗り進める中でも状態は安定していますし、徐々にペースを上げています。調教を重ねることで息遣いや動きは確実に良化してきていますので、この調子で速めの開始につなげていきたいと思います」（空港担当者） (10/11/24)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンター調整を行っています。「この中間も順調に調教をこなしてくれていましたので、少しずつペースアップしています。体調は安定しいい流れの中で調教を進めることができていますので、この調子で乗り込みを続けていければと思います。馬体重は５４６キロです」（空港担当者） (10/11/16)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１８秒のキャンター調整を行っています。 「引き続き坂路調教を行っていますが、脚元を含め状態は安定していますね。やはり以前も坂路で乗っていたように再開後はスムーズに対応してくれています。今後も状態を見定めつつ、この調子で進めていきたいと思います」（空港担当者） (10/11/09)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン２０秒のキャンター調整を行っています。「この中間から坂路調教を開始しました。乗り始めて間もないので引き続き状態をしっかり確認していく必要はありますが、もともと速めもこなしていましたので波に乗れればスムーズこなしていけるでしょう。今のところは健康状態は問題ありませんね。馬体重は５５０キロです」 (10/11/01)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２２秒のキャンターを３分行っています。「トレッドミルでの調教ペースは先週と変わっていませんが、運動中の脚さばきなどはスムーズさが増してきていると思います。健康状態も悪くありませんので、この調子で負荷をかけていきたいと思います」（空港担当者） (10/10/26)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２２秒のキャンターを３分行っています。「先週と同じメニューになりますが、問題なくスムーズにこなしてくれています。乗り運動の再開にはもう少々安定感が出てきてほしいですが、状態はゆっくりながらも確実に良化してきていますね」（空港担当者） (10/10/18)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２２秒のキャンターを３分行っています。「この中間からトレッドミルでの運動ペースを速めていますが、脚元を含め体調は安定しています。次の運動につなげるためにも、焦らずに状態を見ながらじっくり進めていきます」（空港担当者） (10/10/13)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２５秒のキャンターを５分行っています。「現行のペースはそつなくこなしてくれていますが、ペースアップのためにはもう少し状態が上向いてほしいですね。ただし、脚元を含め体調が悪いということではありませんし、今後もじっくり良化を促していきたいと思います」（空港担当者） (10/10/05)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２５秒のキャンターを５分行っています。「右前を含め脚元は特段気になることはありませんが、動きなどを見ていると全体的にもう少し良化してきてほしいですね。まだ体に余裕が残るところはありますし、引き続きじっくりと進めていきます」（空港担当者） (10/09/28)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２５秒のキャンターを５分行っています。「引き続きトレッドミルで状態を確認しています。状態は徐々に改善してきているようですが、馬場入りまでにはもう少し安定感が出てきてほしいところが残っています。いい汗をかいていることで、馬体重は５５０キロと馬体を維持できています」（空港担当者） (10/09/22)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２５秒のキャンターを５分行っています。「右前の疲れは徐々に緩和していますが、まだ馬場入りするまでの状態にはない感じです。もうしばらくはトレッドミルで動かすことで馬体の緩みを最小限にとどめることに専念します」（空港担当者） (10/09/13)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動と併行して、トレッドミルでハロン２５秒のキャンターを５分行っています。「右前に見られた疲れは楽をさせることで徐々に緩和してきているようです。この中間から脚元への負担が少ないトレッドミルでキャンターを踏ませていますが、違和感はありません。もうしばらくはトレッドミルで様子を見て、馬場入りへとつなげていければと考えています」（空港担当者） (10/08/27)［ＮＦ空港］９００ｍ屋内坂路コースでハロン１８〜２０秒のキャンター１本を行っていましたが、右前脚に疲れが溜まり、歩様がコトコトとするところが見受けられるので現在は大事を取り、ウォーキングマシンでの運動に留めています。再度のペースダウンは残念ですが、無理をさせるとより時間がかかってしまうことが予想されるので、当面は楽をさせ、疲れを取り除くことに専念します。 (10/08/13)［ＮＦ空港］馬体重：542kg　騎乗運動を再開した後も右前肢の疲れがぶり返すことはなく、この中間は休みなく調教を積むことができています。現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。しっかりとした運動を毎日行っていることで、緩んでいた馬体も少しずつ引き締まってきています。夏真っ盛りで気温の高い日が続きますが、夏バテすることはなく、内臓面の健康状態のよさを証明するようにカイバ喰いも良好で、毛ヅヤも冴え渡っています。「一時期は脚元の疲れが出て、少し調教のペースを落としていましたが、だいぶ復調して再び乗り出せていますね。楽をさせたといっても体が極端に緩んだ印象はありませんし、コンディションは良好です。この調子で進めていければ、またいい走りを繰り出してくれるはずですよ。育成中に少し脚元に疲れが出て休んだ馬でも競馬で結果を残してくれることは多々あります。実際、ウチの厩舎でもそういう馬がしっかりと走ってくれている例がありますからね。体は一見スペシャルウィーク産駒っぽくないですが、細身で頼りないかな、というウィークポイントがないのはいいことです。どんな現役生活を送ってくれるか楽しみですね」と、斎藤誠調教師は今後の成長に期待を寄せています。 (10/07/30)［ＮＦ空港］現在は屋内坂路コースをハロン１８秒で１本駆け上がっています。気になっていた右前脚の疲れはマシン調整で楽をさせたことで、だいぶ抜けてきており乗り運動を再開した後も状態に後退は見られません。しばらく休んでいた馬だけに今後も慎重に進めていきます。 (10/07/15)［ＮＦ空港］馬体重：518kg　右前脚に溜まった疲れが抜けきらないため、コースでの騎乗運動は控えています。現在はウォーキングマシンでの運動を午前と午後２回こなしています。疲れを取ることに専念するため運動量を抑えていることから、少しカリカリした面を見せ始めているので無駄な怪我をしないように気を付けていきます。今後は様子を見つつトレッドミルでの運動を開始し、騎乗運動の再開に備えていきます。 (10/06/30)［ＮＦ空港］右前脚の疲れが抜けきらないため、現在はウォーキングマシンでの運動で様子を見ています。しばらくは無理をさせず、疲れが抜けてくるまで待ちたいと思います。以前の印象とは異なり、胴伸びもしてきて、格好の良い馬体となってきました。成長を促す期間として前向きに捉え、辛抱強く取り組んでいきます。 (10/06/15)［ＮＦ空港］馬体重：524kg　右前脚の疲れがまだ残っているため、現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７秒で１本のメニューにとどめて調教を行っています。だいぶ状態は回復していますが、もう少しは現在のメニューで様子を見ます。順調に進んでいただけに残念ですが、基礎体力はキッチリできていますので、焦らず疲れをとることに専念します。 (10/05/31)［ＮＦ空港］順調に坂路調教を行っていましたが、この中間、右前脚に疲れが出たため、少しペースを落としています。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７秒で１本駆け上がっています。症状としては大したことはありませんが、大型馬でもあるので、念のため１ヶ月ほど現状程度のメニューで楽をさせてから、徐々に運動量を戻していく予定です。 (10/05/14)［ＮＦ空港］馬体重：510kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は２本のメニューをこなしています。また、週２回ハロン１５秒の調教もこなしています。以前から力強さはありましたが、ここにきて素軽さも出てきています。気性面でも、穏やかな気持ちの中に闘争心が芽生えてきており、ちょうど良いくらいのピリピリした一面を見せ始めました。 (10/04/30)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は２本のメニューをこなしています。また、週２回はハロン１５秒の速め調教も行っています。１５−１５を乗る頻度を増やしていますが、体力面で苦しいところを見せることはほとんどなくなり、徐々にたくましさを身につけてきていることは頼もしい限りです。常歩からキャンターまでしっかりと騎乗者の指示に従っており、気性面での成長もうかがえます。 (10/04/15)［ＮＦ空港］馬体重：520kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は２本のメニューをこなしています。また、週１回はハロン１５秒の速め調教も行っています。この中間から競走馬としての本能を呼び起こすために、併せ馬を多用して仕上げにかかっています。調教メニューにメリハリをつけていることで、引き続き落ち着いたテンションで過ごすことができています。 (10/03/31)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で２本元気に駆け上がっています。徐々に運動量を増やし、今では毎日２本の調教をこなしています。馬体の成長とともに体力も強化されてきており、活発な動きにかげりは見られません。また、調教中にテンションが上がることもなく、落ち着いて走ることができています。 (10/03/15)［ＮＦ空港］馬体重：524kg　この中間も順調に調教を積んでいます。先月に引き続き、９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっています。継続した乗り込みで体力がついてきており、余力十分に現在のペースの調教をこなせるようになってきました。しばらくは現在の調教メニューで様子を見て、ペースアップの時期を図っていきます。 (10/02/26)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっています。継続して坂路で乗り込んでいますが、まだ動きのレベルの高さに体力が追いついていない印象です。無理をさせない程度に適度な負荷をかけていき、内面からの強さも身につけていきたいと思っています。 (10/02/15)［ＮＦ空港］ 馬体重：504kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっています。まだ体力面で物足りない部分は残っていますが、気性が素直で調教でも自らハミを取って駆けており、走りそのものは柔軟性に富んでいます。今後は現在のペースでじっくり乗り込んで、さらなるペースアップに耐えうる体力を養っていきます。 (10/01/29)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっています。今後も徐々にペースを上げていく予定です。改めて本馬の状態を確認した斎藤調教師は「馬格があって、これと言った不安を感じさせない馬ですね。鍛えがいがありそうです」と、手ごたえをつかんでいます。父の産駒らしく日に日に動きに柔らかさが感じられるようになり、これからの成長が非常に楽しみです。 (10/01/15)［ＮＦ空港］馬体重：484kg　現在はメイン調教場を坂路に移しており、９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７〜１８秒で１本元気に駆け上がっています。順調に調教ペースを上げていますが、脚元・体調面に不安はまったくありません。坂路入り直後はコントロールが難しかったのですが、現在は口向きも良化してきています。 (09/12/25)［ＮＦ空港］現在は４００ｍ周回コースでダク半周・ハッキングキャンター３周半のメニューをこなしており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８〜２０秒で１本元気に駆け上がっています。斎藤調教師は「立ち姿だけだと動きが少し重たそうに見えるのですが、いざ乗ってみると柔らかい走りで、動きがいい馬です。進めていく中でいいほうへ変わっていくのは好印象ですね」と、非常に楽しみにしています。 (09/12/11)［ＮＦ空港］馬体重：496kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースでダク半周・ハッキングキャンター３周半のメニューをこなしており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８〜２０秒で１本元気に駆け上がっています。まだ物見をするなど幼いところはありますが、順調にペースアップできています。今後も馬本位でじっくり進めていく予定です。 (09/11/30)［ＮＦ空港］現在は４００ｍ周回コースでダク半周、ハッキングキャンターで３周半しています。堂々とした性格でドッシリと構えており、非常に乗りやすいと評判です。相変わらず体にはいいボリューム感がありますが、乗ってみるとその乗り味はどちらかと言うと柔らかさを感じさせるほうで、２，３歳世代が大活躍を見せている父の特徴をうまく受け継いでいます。 (09/11/13)［ＮＦ空港］馬体重：496kg　無事に騎乗馴致を終えています。現在は４００ｍ周回コースでダク半周、ハッキングキャンター３周半しています。特に問題なくここまでペースを上げてきていますが、大型馬でまだトモに緩さを感じさせますので、じっくり時間をかけて乗り込んでいく予定です。カイバ喰いは良く、体調面に不安はまったくありません。 (09/10/29)［ＮＦ空港］馬体重：518kg　早来Ｆ在厩時に行っていた鞍付け、背慣らしはスムーズに進められました。恵まれた体格の本馬が人を乗せて歩く姿は普段以上にとても力強くシャキっとしており、いかにも競走馬向きであることが感じられます。いつも従順で扱いやすい性格ですので、環境の変化に戸惑うことなく、今後の馴致も無難にこなしてくれるでしょう。 (09/09/30)［ＮＦ空港］９月２９日に早来ＦよりＮＦ空港へ移動しました。早来Ｆ在厩時は、日中放牧を行っていました。普段はおっとりしていますが、一度スイッチが入るとグイグイと曳き手を引っ張りながら進んでいくほどのパワーを持っており、オンとオフの切り替えがはっきりしているタイプです。物覚えが良く、これからのステップアップにも何ら不安はありません。この馬体と走法からダート適性が高そうですが、根底には欧州の血が流れているだけに未知なる魅力を秘めた一頭です。 (09/09/03)［早来Ｆ］馬体重：500kg　体高：156cm　胸囲：181.5cm　管囲：21.7cm

■ 募集カタログコメント／０９年募集

スケール感のある骨格に発達した筋肉が備わり、惚れ惚れする好馬体をしています。皮膚が薄く、常に光輝く毛ヅヤが健康状態の良さを誇示しており、その恵まれた体を目一杯に使ったパワー溢れるダイナミックな走りは放牧地でもひと際目をひきます。いつも前向きな性格で、仲間に決して怯むことがない勝ち気な性格は、ゴール前の勝負強さにつながるはずです。BMSとして優れた実績のアルザオ産駒の母が競走馬として米西海岸の固い馬場を得意として活躍していることもプラス材料です。これらの好条件が揃った本馬への期待は高まるばかりです。

ブリアンダの08
牡馬・鹿毛・２００８年３月１９日生れ（美浦・斎藤誠）
生産：白老ファーム・繋養：早来ファーム 　全４００口●総額２，４００万円

スペシャルウィーク 1995 黒鹿	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Moutain Flower
	キャンペンガール 1987 鹿毛	マルゼンスキー	Nijinsky
			*シル
		レディーシラオキ	*セントクレスピン
			ミスアシャガワ
Brianda *ブリアンダ 1997 鹿毛	Alzao 1980 鹿毛	Lyphard	Northern Dancer
			Goofed
		Lady Rebecca	Sir Ivor
			Pocahontas
	Gracious Line 1987 黒鹿	Fabulous Dancer	Northern Dancer
			Last of the Line
		Gracious	Habitat
			Glaneuse

母： *ブリアンダBriandaは愛国産，仏米３勝，サンゴルゴニオＨ-Ｇ�U２着，ホーソーンＨ-Ｇ�U３着， 　　　　　　　　　　　　ラカナダＳ-Ｇ�U４着，ブエナヴィスタＨ-Ｇ�U４着。産駒 　　ゴーンアイリッシュGone Irish（03 牡Gone West）米１勝 　　アナッシュAnoush（04 牝Giant’s Causeway）仏１勝 　　ビーグレイシャス（07 牝鹿Mr. Greeley）未出走 ２代母： グレイシャスラインGracious Lineは仏１勝。産駒 　　ベドマーBedmar：仏米２勝，ラホヤＨ-Ｇ�U３着 　　アリエナAliena：仏米３勝，Blue Norther S 　　メディナセリMedinaceli：米２勝 　　アシュカリノAshkalino：仏１勝 　　グランザGranza：仏１勝 　　トゥグレイスTo Grace：仏１勝 　　シントラSintra：仏１勝 ３代母： 　グレイシャスGraciousは仏３勝。産駒 　　ゲイミンストレルGay Minstrel：仏６勝，メシドール賞-Ｇ�V，パース賞-Ｇ�V， 　　｜　　　　ロンポワン賞-Ｇ�V３着。種牡馬 　　グリーンウェイGreenway：仏３勝，アランベール賞-Ｇ�V，プティクヴェール賞-Ｇ�V， 　　｜　　　　Prix des Reves d’Or-L２着。ロイヤルレベルRoyal Rebel（ゴールドＣ-Ｇ�T２回）の祖母， 　　｜　　　　アレクサンダーゴールドランAlexander Goldrun（オペラ賞-Ｇ�T）， 　　｜　　　　グアダルーペGuadalupe（伊オークス-Ｇ�T）の曽祖母 　　グレイシャスラッシーGracious Lassie：仏１勝，Prix des Revesd’Or-L３着。 　　｜　　　　オッツィツァーニーOczy Czarnie（サラマンドル賞-Ｇ�T）， 　　｜　　　　グラユールGlaieul（クリテリウムドサンクルー-Ｇ�T）の母， 　　｜　　　　アルティメットリーラッキーUltimately Lucky（ラクープ-Ｇ�V）， 　　｜　　　　デルニエクロワズDernier Croise（アメリカンターフＳ-Ｇ�V）の祖母 　　ガリティジーンGalitizine：仏１勝。ローマンサドルRoman Saddle（ベルトゥー賞-Ｇ�V）の母